潜在意識は拡大する?

「潜在意識という考え方」と「私」

歴史

私もご多分に漏れず、キネシオロジーを知るようになって潜在意識についてあれこれと考えた。

本も読んだし、当時「分かりやすい本」というものもご紹介していた。今でもその当時の講座の中でご紹介した書籍などは使い古されたまま我が家で眠っている。しかし、潜在意識についての激専門的な本を一生懸命読んだ覚えはないが、忘れてしまったのだろうか?

他にも当時は、潜在意識系のブログなどもサッーーーーと読んだ。

成功哲学系の啓発本や、思想についての本もそう多くは無いが読んだ。

そして、結果。

 

今はほとんど興味がない。(笑)

 

その存在や、考え方が沁み込んだこともそうだろうけど、そういった考えにいつまでも囚われているほどじゃなかった。

吸収が早かったのか、浅い段階で満腹になったのかは他人様と比較できないから不明です。ただ、徐々に(潜在意識の知識だけ増えてもなぁ)と思うようになった。

そう考えると、こういった考え方がしみ込んだのかな? それにより、次の段階へ進んだのかもしれない。

(ただ知識を集めていてもな~)と思うようになった理由

潜在意識のメソッドのようなものは世の中で結構な幅を効かせているが、その割に本当に使いこなせている人が少ない様な気がするし、そもそも使いこなすものなのか?という疑問や、潜在意識を勉強するのが好きな方は多いのは確かだろうけど、同じ場所をグルグル回っていないか?というような感覚だった。

 

私自身も、このホームページのコラムも、ブログも、似たようなことを手を変え品を変え書いているという自覚があるわけです。

それでも、その書き方や事例が変われば、また違うニュアンスがお伝えできるのかも知れないと思えるようになったため「これでも良い」と自己確認しているのですが、グルグル回っているということを自分なりに自覚したうえで、なにかしらの質を上げていきたいという次なる指針は念頭にあったりする。

 

その1つが、簡潔というか、明瞭な文章を心がけることに以前より心を配れたら良いなぁと意識する事です。

そして、潜在意識については、次なる段階では、それを知った上でどうするの?という事が気になってきたわけです。それらしいことを(そういうもんなんだ)と捉えていたんだけど、言動と行動、知識と実践ということについて、ついに「それホント?」という素朴な疑問が発動した。

 

なにか大切なことが抜け落ちているのではないだろうか?となんとなく脳裏によぎるようになった。

スコトーマがありそうだぞ!と。

潜在意識を調整するという言葉の魅力? 魔力?

かくいう私も、潜在意識を活用して夢を叶えよう!という講座を開催したことがある。

しかし、私のこの講座には、その当時から「ストレスケアをしておくとどうやら良いようだ」という内容も併せてお伝えしていた。

夢が叶いやすくなるために、ストレスケアをしておこう!というような伝え方だった。

 

夢を叶えたい → 潜在意識を利用する

というのは否定しないが

夢を叶えたい → ストレスケアをする → 行動する → 潜在意識の抵抗が減る → 潜在意識をいかんなく発揮できる(かも)

という解説の方が理解しやすいんじゃないか?と今は思う。

 

ストレスケアや行動が抜けているのは、ぬかるみにタイヤがハマって、エンジンをふかしてもふかしても一向に進まない車のようなモノじゃないかと思う。

慣習化していない行動様式を行う際に、人間は抵抗することが多い。(ホメオスタシスと説明されるケースが多い)

言葉の魔力だけでは何ともならないことがある

運転手(ご本人)はアクセルを踏んでいるから、当然車は前へ進むつもりでいるが、その実、タイヤは空回りしているというようなイメージです。エンジンの空ぶかしにより煙が上がり、ガソリンは減っていく。

 

アクセルを踏むという行動はしてるじゃん!とも言えるが、

この時に適した行動は、ぬかるみ対策だったり、車の乗り換えかもしれないし、レスキューを呼ぶことかもしれない。

 

潜在意識が全てを叶えてくれるという言葉の魔力に酔ってしまうと、自分が行う行動の適正さを計ることが難しくなるケースがあるようだ。

 

先程の行動ならば、

  • ぬかるみ対策なのか?(あなたの車は、前輪駆動? 後輪駆動? 四駆?それによってぬかるみ対策は変わってくる)
  • 車の乗り換えかえなのか?
  • レスキューを呼ぶことなのか?

という行動の選択は、自分の人生という「旅程」がある場合と、行き当たりばったりで良い場合は おそらく選ぶものが異なってくる。

 

また、他の誰かの後輪駆動車が成功した「ぬかるみ脱出法」があなたの前輪駆動車に全く通用しないという当たり前の事も知っていても良い。

 

ぬかるみから出ないのは、頑張りが足りない訳でも、精神論でもなくて、駆動の方法の違いだという事実。

成功者のマネをすれば良い訳じゃないことなど、世の中には山ほどあるが、必ず「成功者のマネをせよ」という説を唱える方はいる。

 

しかしね、ケースバイケースだよ。

 

当たり前のこんなことが潜在意識を使う系では余り扱われない。いや、潜在意識を扱う系以外も同じかな。

相手の身になるんじゃなくて、「説」を唱えるだけのヒトもモノもあるだろうし、その「説」の受け止める側も、色々と加減したほうが良い時もある。

 

空ぶかし、タイヤは空回りしていても気がつかない

アクセルを踏んでいるんだから、前へ進んでいる。と信じており、疑いもせず、本当に進んでいるのか確認もしなかったら、「私はアクセルと踏んでいるので前へ進んでいる」という景色が見える。おそらく本当に見えているつもりになる。

空ぶかしの音にも、実際に車が進んでいない体感覚も、下手したらエンジンが過熱した匂いにも気がつかない。

思い込むっていうのはこう言う事でもある。

 

「潜在意識のバランス調整をしているから、何の問題もない」と信じられるのなら、ある意味それで良いだろう。

何を信じるのかは個々のお好みだもの。

 

キネシオロジーテストでONなら良いのか?

OFFの中のONなのかもしれない。ONの中のOFFなのかもしれない。という考え方も一度ご検討ください。求めるあまり、または、盲信によりバランスを崩すということが起きそうではある。

ONの中のON ONの中のOFF

 

そのONは、OFFの中のONだとしたら、どうやって解決していこうか?

 

 

潜在意識は成長する???

ここからは、集合意識体というものがあると仮定して書き進めます。

集合意識体が本当にあるのか無いのかは私には証明はできませんので、各自選択してください。

 

統合という意味に含んでいるつもりの考え方

私が一番お薦めしている心体カウンセリング™ は「統合心体カウンセリング™ ・セラピー・ケア」です。

この「統合」の意味は、「融合」という意味合いも含んでいたい。(という個人的な希望です)

 

自分と他人(家族も自分以外と考えてこちらに含んで下さいね)という2つを分ける考え方以外に、自分も他人も全てひとまとめ・集合無意識に含まれているという考え方をするならば、色んな出来事、事象、ヒトに対して自分の内側のナニカを「投影」して「絶対に認めないぞ!」と頑張っている限りは統合や融合が進まないとも言えるなぁという理解も出来る。

 

ということは、統合や融合を進めていこうと思うと、潜在意識(無意識、まだ気づけていない)と表現されている意識領域の「タイヤがハマっているぬかるみ」に気がついた方が良いし、先述の例ならば、タイヤがハマっていることに気がついた後の対処法の選択の際に

  • ぬかるみ対策なのか?(あなたの車は、前輪駆動? 後輪駆動? 四駆?それによってぬかるみ対策は変わってくる)
  • 車の乗り換えかえが第一択なのか?
  • レスキューを呼ぶことなのか? 
  • まっ いっか!とぬかるみがいつか乾く可能性にかける
  • 自分の状況に気がつくことを避ける、気がつかないことを選択する

などなどやろうと思えば出来ることはあるし、手を付けないことを選ぶこともできる。

 

しかし、私の場合は、心体カウンセリング™ ・セラピー・ケアを人生の変革に活かしてみよう!と思って下さった方に、将来的に(今からスタートも含め)統合・融合を推し進めていくことをご提案します。押し売りはしないし出来ないのですが、少しずつ試してみませんか?ということもお伝えしている。統合・融合という堅苦しい言葉は使う事は稀で、ご相談内容の事例でご提案することがあります。

 

この統合・融合が進んでいくと、無事タイヤがぬかるみから出たあとや、車を乗り換えて、あなたの行動範囲が広がるように、あなたのリソースとしての「潜在意識」が広がるようなイメージが私には有る。潜在意識内の活用領域が広がるようなイメージでも良い。

そうなってくると、身体も変わってくる。伸び伸びしてくるし、柔らかさが出てくるし、軽く感じるようになる。身体の可動領域も広がる。

 

心と体は一体。或る意味、自分と他人(社会)が一体と表現されることとも共通点がある。

心と体の融合・統合。 自分と社会の統合や融合。

Carroll MacDonaldによるPixabayからの画像

 

統合や融合が進んでいないとこんな風に感じるのでは?

急に話題が変わったように感じるかもしれませんが、想像しやすい事例をあげてみると

最近取り上げられたりする人間関係でおこる自己優位性を誇示するための「マウンティング」も、マウンティングを行っている限りは統合や融合は進まないのかも知れない。という可能性があるのならば

「空虚感」「虚無感」というものの対処、解決の手がかりはココに在りそうだ。

 

集合意識体の捉え方も様々で、あくまで1つの考え方でしかないが、自分の心と体の統合・融合が進んでいた方が、それらがギクシャクしているが故の「空虚感」「虚無感」は小さくなるし、ストレスを生むような投影も減るだろうし、架空の競争(そもそもマウンティングをする必要などないという事も含めて)にも興味を失っていくだろうと考えています。

 

潜在意識は成長し、拡大すると考えたい

潜在意識があると仮定した時に、私はその領域は成長し、拡大すると感じている。

それは潜在意識へコンタクトする間口が広がるというイメージでも良いんだけど、

宇宙の始まりというか、星が生まれる時のように、ある時に磁力が生まれて星を構成する物質が宇宙で集まって、徐々に星が出来上がっていくような運動の法則が潜在意識という意識領域にも通じるところがあるんじゃないか?というようなことを考えるようになった。

 

潜在意識が成長、拡大すると、「気づき」や「勘」「直感」というものが広く働くようになったり、それにより今までの「アクセルを踏んでいるのに車が進んでない!(◎_◎)」という現状を見えなくしていたフィルターが除去できたり、エンジンの異音が聴こえるようになったり、異臭が匂うようになってくるような気がしている。

 

そういう意味でも、身体が変わる。

 

というような事を個人的に感じるようになりました。

 

まとめ

まとめてみると、潜在意識が成長、拡大するのなら試してみたい。と思う方は、是非ストレスケアを習慣にしてください。

その際に、統合心体カウンセリング™ ・セラピー・ケアを試してみたい場合は私がサポートいたしますし、セルフケアも習慣にしようとお考えの場合はセルフケアもお伝えしています。

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(2020/10/25)

 

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