全体性を確めながら、ストレスケア・メンタルヘルスケア

まえおき

私は なるほど! と思う文章に出会うと、メモします。

あちこちにメモをするので、メモしたことも忘れます。

スケジュール帳の1か月以上前のページをみたら、これを見つけました。

 

福山雅治さんが出演された映画のセリフだったはずです。

物理学者は観察し検証する。

数学者は頭の中で考える。

どうですか。

良いでしょ?

 

小説が元になっている映画だったと思いますから、作家さんが書かれたセリフでしょうね。

私には書けないセリフです。

物理学者でもないし、数学者でもないから、これを書けるような体験がありませんからね。

 

私がコツコツと研究しているような事については

物理学者的思考・脳で得たものを、その後数学者の脳で脳内で整理整頓しているのでしょうか?

 

こんな風に書くとかっこいいですね。

私の現実がこれに伴っているのかどうかは、私のことを知っている方の判断にお任せします。

 

オメーどんな顔してこれ書いた?と思うからもいらっしゃるでしょうね(笑)

 

本題1 楽を選択するのが優先な時。楽である必要がない時。

この記事の「余談2」でキネシオロジーテストの私の個人的な意見を書きました。

トラウマとPTSD 第3コラム 「自分」という認識について。自分の土台とはなにか?

 

これについて、補足したくなりましたので、まるでもう当面の話題がないような気持ちにもなった気がしたのですが、舌の根の乾かぬ内にまた相変わらず記事を書いています。

 

私は通常沖縄に居ります。

内地の皆様のように、セラピスト仲間と簡単に交流できない距離感があります。ですから、先輩方にお会いする時に「それ聞く?」という初歩的な質問もします。 いや、初歩的な事をお聞きすることの方が多いです。

楽を優先する場合

何年も前、大先輩に「キネシオロジーテストは座位でも立位でもできて、座位も立位もなんら問題がなくバランス調整はきっちり完了します。充分だと思っています。なぜ施術ベッドを使う必要があるんですか?」と恥ずかしさなど微塵もなく質問させて頂きました。

(初期の私はキネシオロジーの個人セッションは全て座位で行っていました)

 

この大先輩はほとんどお会いする機会はないのですが、それでもたまにお会いして、言葉を交わす機会があるときに私が真顔で聞く「それ聞く?」という質問にも丁寧に答えてくださいます。

 

この時は「キネシオロジーテストを受ける方が楽だから」とお答えいただきました。

 

私もすぐに「なるほど」と思ったんです。そしてもう1つ質問をしました。

「横になってしまうと、ボーっとしてしまいませんか? 私は座位や立位が好ましいのは、クライアントさんの意識がはっきりしている事だと思っているのですがどう思われますか?」と。

 

これには

「ボー―っとしても、それはそれで良いのでは?」というお返事だったと思います。私の勘違いかもしれませんが、「ボーっとする時に潜在意識に届きやすい」というようなこともそれに続いておっしゃったかもしれません。

私が勝手にそういう影響もあるかも。と理解したのかもしれません。

 

ですから、「キネシオロジーテストを受ける際に楽である」ということを優先することもありますね。多分私が沖縄から見えている限りは、こちらが主流だと思います。

クライアントと一緒にというよりも、キネシオロジストにお任せというセッションの流れということですね。

クライアントは内容が感知できないが、キネシオロジストがどんどんONとOFFを確認して原因を探していく。

潜在意識論により一層のっとったセッション方法ですね。

 

楽である必要が無い場合

これが、冒頭のリンクをはった中の記事の「余談2」のケースだと理解しています。

 

筋肉に刺激、負荷をかけることに意味がある場合です。

 

身体療法ってあるんですよ。いろいろな身体療法がありますが、身体運動療法という意味でお考えください。

心体カウンセリング™ は「ボディメタファー」という身体運動療法も含んでいます。

ただ単なる「フィジカルも併用」だったら、「ボディメタファー」と名付ける必要がないです。ONの中の(もう一丁)ONが入るように、考えたものです。

 

これも全体をとらえた時の次元の違いを利用しています。

脳のあちこちを同時刺激という多次元性でもあります。

個人セッションのバランス調整に「ボディメタファー」をご提供します。

 

この目的は、「楽をした状態で潜在意識に届きやすいように」(と、仮定してみますね)ではないんですね。

 

キチンと筋肉を動かす。キチンと負荷をかける。

カラダがバランス調整を記憶していく、染みこんでいくという感覚があります。

そのストレスにあった行動をすることで主体的な動作を脳へ届けたいという目的があります。

そこにこちらの記事でも書いたように「組み合わせる」わけです

 

ONの質を上げていく

そして、ONの中のONを根付かせて行きたいわけです。

 

まるでちょっとした筋トレのような負荷のかかる「キネシオロジー14筋調整」も、とっても意味があると実感するのは、

物理学者は観察し検証する。

という言葉みたく、検証した結果です。

 

しかし、個人セッションの時に、ちょっとした筋トレのような負荷のかかる「キネシオロジー14筋調整」をいつも行うわけではなく、研究できるときにしか出来ないので、個人で得られる母数は少ないなりの検証でしかありません。

 

しかし、OFFに戻りにくい体と脳づくりという事も出来るのではないでしょうか?

精神論では難しい分野は、それに適した手法を用いれば良いのだと考えます。

 

条件に合う手法を

1つの手法だけではなく、

  • 楽な状態を優先したり
  • 筋肉への負荷を優先したりと、

クライアントの「今」に合う手法を選択することも大切だと思います。

 

ずっとフェザータッチよりも、適した圧力をかけたキネシオロジーテストを行う方が脳の活性に直結するケースもあるはずです。

 

ジョン・シー先生には残念ながらお会いしたことは無いのですが、おそらくONとOFFだけを確認する。という意図では無かったと思うのです。

全身の筋肉の力の入り具合を確認する際に、軽いタッチだけが優良ということでもなかったと思うんですよね。

 

それはご存命中のジョン・シー先生のキネシオロジーテストの模様を動画で拝見したことがあるのですが、(もちろん筋トレみたいではありませんが)きっちり筋肉の反応を確めていらっしゃるように見えました。

 

また、マシュー・シー先生の講座に参加させて頂いた際も、全身の筋肉を動かす! 舌も筋肉だから舌も動かす! というワークをしました。この時は、特定のストレスに対応する目的の筋肉ではなくて、「あっちもこっち」もでしたが、やっぱり大きな動きでそれをされていました。

(確か以前もこれについて書いたことがあります。アメブロだったかな?)

 

こりもせず、こんなことを書いたのは、

負荷をかけたキネシオロジーテストによるバランス調整自体が、経絡の調整だけではなく、それ以上に、筋肉自体が目を覚まして、体も脳も目覚めるという感覚がやっぱりあるからなのです。

目覚めるって、おそらく脳の電気信号が活発になっている証拠じゃないのかな?と。

 

前回、今回と書いたように、「筋肉に負荷をかける事で脳の信号の活性化」が、それこそトラウマやPTSD、発達障害、強いストレスのケアになるだろうし、

深刻なお悩みの無い方には、よりよい状態、健康体、健やかな心・精神、活性化のお役に立つであろうことは言うまでもありません。

 

重ねて書きますが、その「筋肉に負荷をかける事で脳の信号の活性化」を目的、戦略をもって行うことで、

  • 心体カウンセリング™ の一部を構成する
  • バランス調整にONの中のONがカチンと入る深さを伴う
  • OFFに戻りにくい

という影響を期待して、

  • 脳への多面的・多次元的なアプローチ
  • 東洋医学論も活用しつつ

クライアントの「現在の脳の状態」に適した手法をご提供したいと思っています。

 

身体もメンタルも一層健やかに

 

バランスがOFFの状態と一言で行っても、クライエント毎に状態が異なります。

 

実はバランスがONでも、そのONの状態も様々なんですよね。

 

ONの一層のONってありますよ。

腕の筋肉を押しても、足の筋肉を押しても、もう全くゆるぎません。それまでのONの上に、まだONがあるんだ!と気がつきます。

 

OFFに戻りにくいような気がしますでしょ?

 

これが多面的、多角的なバランス調整の良さです。

 

本題2 心理では調整できないこともある

あくまでもご本人がバランス調整を希望される場合に限りますが。

生まれついての脳の癖などは、心理面のみのセッション・カウンセリングでは難しいのではないかな?と思う事もあります。

バランス調整してONにはなるのですが、時間が経つとやっぱりOFFに戻る。

 

そういう時は、フィジカル(身体的・肉体的)な手法が非常に適している方もいらっしゃる。

 

このように考えている私は

2018年7月頭に、意味のある筋肉に目的をもって負荷をかけていく

ピラティスwithキネシオロジー

の講座のお手伝いをいたします。

ずーーーーーっと、ピラティスの先生と、「ピラティスwithキネシオロジー」講座をやりたいね! と話していて、何年越しかしら? ようやく実現です ♪♬

 

私はボディメタファーを使いますが、これがピラティスになったら、これもまた楽しいでしょ?

キネシオロジーwithピラティスDayについて構想を練りながらワクワクしています。(^^)

 

ピラティスwithキネシオロジー

この辺りが委縮していて
猫背の原因になっていませんか?
呼吸は深く吸えていますか?

例えば、この写真の女性が、

「あぁ 人間関係の悩みがつきなくて・・・・」とおっしゃるとします。

それでは、その悩みによってダメージを受けているアナタが回復するための運動をしてみましょう!

と、ピラティスの先生の指示に従って

ヨイショ ヨイショ(?) とフィジカル(身体的・肉体的)ケアをします。

そしてバランス調整 完了! という流れです。

 

ピラティスwithキネシオロジー体験講座

 

とっても楽しみです。場所は九州です。

 

私はキネシオロジー部門を担当します。

楽しい楽しい体験型の講座です。

もちろん私もピラティス体験をしてまいります。ピラティスって器具というのでしょうか? マシンというのでしょうか? そういうものがあるんですよ。

 

そして、ピラティスの先生とフィジカル(身体的・肉体的)な手法を研究してまいりますね。

 

また、2018年8月には名古屋でも個人セッションと講座を行います。

お申込み下さい(^^)

 

(ピラティスは名古屋では行いません。九州のみです)

https://takedamiki.wpx.jp/flow/nagoya/

 

 

(2018/06/08)

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