次元のバグの現れ方? あなたの時間間隔と空間感覚は、あなたの知らないところで機能している。

前回の記事はこちら。今日はこの続きを書きます。

人生の感じ方のクセ。 あなたの意識がある次元(空間・時間)とは?

 

ダブルバインド(二重拘束)どころか、三重にも四重にも拘束されてしまう

もう少し過去の記事にも触れるが、この記事を書くずっと前に、この記事とほぼ似た記事をアメブロに書いたことがある。

 

情熱が消えたんじゃなくて、引っかかりが減ったんだよね

https://ameblo.jp/creating-fun-okinawa/entry-12359432672.html

 

このホームページのコラムはこちら

「考えているつもり」になっていると感じる時は、煙に巻かれている状態なのか?

 

ダブルバインド(二重拘束)どころか、三重にも四重にも拘束されてしまう。という話を他にも書いた覚えがあるけれど、

ダブルバインド(二重拘束)どころか、三重にも四重にも拘束されていることをご本人は意識では感じなくても、どうやってももう辻褄が合わないです!とストレスが噴出したまさにそれがご本人のの無意識の空間認識能力が反応した結果ではないだろうか?

その「なんかおかしい!」が感情の激しい反応だったり、身体の不調だったりと表出するんだけど、意識の方はまだそれが「なぜか?」ということがわかっていない。

こう書いていると、心理的、精神的にダブルバインド(二重拘束)どころか、三重にも四重にも拘束されたその感覚を身体は認識しているんだろうし、

身体の感覚とはなんだろう?という時に、ダブルバインド(二重拘束)どころか、三重にも四重にも拘束されて脳内の多次元パラドックスもさすがにその混乱は許容できないわ。という空間認識反応かも知れないと考えると非常にわかりやすい。

この許容を超える矛盾に対して身体が反応していることを認識しやすいタイプと、しにくいタイプがあるのではないだろうか?と思い当たる。

意識と身体のパイプのようなものが太いと、許容を超える矛盾に対して身体が反応していることを認識しやすい。とは1つ言えるだろうし

認識しにくいタイプは身体には反応(負担?)がかかるのでそれを回避するために、解離してセーフモードに入るのかもしれない。また、すぐに解離してセーフモードに入って回避しなくれはならないほどの何重もの拘束がすでにかかっているのかもしれない。これ以上は一切無理だというほど心理的・精神的な拘束があることを自分の意識上に登らせないための解離という可能性があるかもしれないが、そうなると自然に解離が収まるほどのストレスケアの量も質も急務だと思える。

 

脳のセーフティネットっていざという時に発動するんだと思っていたけれど、そんなに頻繁に発動するんだとしたら根本的なことを一度検討することをお薦めしたい。

イラストは、深層リンパドレナージュのページで使っているものですが、あなたの身体の反応は神経系統の反応なのですよね。

 

ダブルバインド(二重拘束)どころか、三重にも四重にも拘束されてしまうことの弊害

「考えているつもり」になっていると感じる時は、煙に巻かれている状態なのか?」 の記事で触れた

焦点のボヤケ化?

思考の拡散化?

スタート地点の忘却化?

正にこんなことが、ダブルバインド(二重拘束)どころか、三重にも四重にも拘束されることによって起きる原因の1つであるとは言えると考えている。

煙に巻かれているというのはこんな状態とも言えるんだとわかってきた。

 

おそらく。借り物のロジックを使うのは、自分がわかったつもりになっている時ではないだろうか? 己を振り返るとそんな事多いから。

身体に現れる1つの反応。てんかん症状やパニック。

また、「人生の感じ方のクセ。 あなたの意識がある次元(空間・時間)とは?」の記事で触れた、解離的な意味のパニックやてんかん状の反応(解離性障害と診断されるケースも)について、昨今はその根底に「絶対的不信」があるそうだ。

それは、当事者は意識に登っていないけれど、ダブルバインド(二重拘束)どころか、三重にも四重にも拘束が起きていることへの身体からの不信の訴えなのかもしれない。その不信の反応が起きる環境?事柄?人物?への警戒と不信だったり、分かりやすく交流を断つために、身体が反応を起こす必要に迫られるナニカがあるのかもしれない。

だから、そういった体の反応が起きた当事者ばかりの問題ではなく、おそらくそこにはその環境が持っている隠れた因子がある可能性を考慮することも忘れてはいけないと思っています。そういう事を知らないと、パニックや解離性てんかんという目を引く身体の反応をおこした当事者だけのことになってしまう。(脳の反応だけのてんかんのことはこの話題から除いた)解離性てんかん状の場合、私が知る限りは、当事者がそうでもしないと(そのような身体の反応でも起こさないと)その状況から回避できないという本当の意味のセーフティネットが発動しているように思えた。

だからこそ、勝手ながら、私は当事者の大変さを慮り、結果的に自分が選んでしまっているダブルバインド(二重拘束)どころか、三重にも四重にもの拘束に少しずつでも気がついて、脱出して欲しいと思わずにはいられない。

 

不信感を持っていることに気がつけないということだとしたら、確かに身体からの「気づいてほしい」というサインではあるだろうから。

対処方法はなんだろう? 他にはなにと関わっているだろう?

空間認識を一度整理したらいい。と急に言われたって、その感覚が掴めないとその方法がわからない。

シンプルに書くならば、とにかく、丁寧にストレスケアを続けることだと思う。

無駄にはならない。

もし、方向性が違っていても、何かしらのストレスケアになっているんだから何一つ無駄にならない。

 

自分の脳に合った「生きやすさ」があると思います。

それを時間をかけて探していくことが人生だと思えばいいんだと思うし、実際そうだと思う。

そのための自分にとって適した方向性は丁寧にストレスケアをしているうちにわかってくる。

 

年齢は関係ないと私が度々書くのですが

老齢期になっても、自分の生きやすさの「感覚」がわからない方もいるし、若くしてその感覚を捉えている方もいる。

違いは。理想と自分の脳のタイプの生きやすさの、良い塩梅、バランスに注目するのかどうか?なのかもしれない。

若くしてその感覚を捉えている方は、自分の「良い塩梅」を知っているんだろう。

 

ヒトの言う事や、善き言葉、成功哲学という自分以外のダブルバインド(二重拘束)どころか、三重、四重拘束から脱した方はある意味、生きやすいんじゃないかと文章を書きながら頭に浮かんだ。

 

それが、自分の時間認識と空間認識と、実際の行動のようなものの、足並みがそろっている状態と言えるのではないだろうか?

 

あなたの脳のクセが過去に囚われがちだとしたら

過去に生きていたとしても、それが生きやすいと感じているのならそれで良いのだろうし。

過去に生きている方は なかなかサッパリとした心持ちにはならないのかもしれないが、サッパリが好みじゃないならそれを求めもしないだろう。

それに、思考のタイプが変わるのにはそれなりの時間がかかると思っていた方が楽だ。結果を焦るその思考が現実認識脳では無くなっている。

 

書籍で紹介されていたのは、「自分の過去に意味が無い」「私がしてきたことは無駄だった」と後悔が多いのも過去脳思考だそうだ。

 

シリーズになっているこのコラムを書こうとしていたがまだ何も書いていなかった少し前、これまた布置か?という出来事があった。

それは私の目に飛び込んできた文字だったのだが、「また楽しい思い出をつくりましょう」という文字だった。

将来、まだ未決定のことを もうすでに「思い出づくり」という過去認識をしているんだ。そうか、当たり前に使われるこの言葉にも時間認識が現れているんだなぁ。とハッとした。

 

私はいつもなんて言うかな? 「楽しかったね!」「またね!」や「また行こうね!」というだけかもなぁ。

しかし、20歳頃に確かに自分にあった「思い出づくり」という感覚を思い出した。

 

年齢が関係する感覚もあるから、この事例はこの話題に適していなかったのかもしれないが、こんなことを思い出すと、明らかに「感覚」は変わったが、ストレスケアによる変化なのか、単に加齢による変化なのかは見分けにくいこともあるな。

 

多くの人が属している発達障害のグレーゾーン

おそらく、私の自分が「あれ?」とナニカが引っかかったと意識に登る前に身体が反応しているのは、

無意識の集大成が、ただ、結果として意識に出ていて

「我思う 故に我あり。人間は考える葦である。」ではなくて

「無意識の反応の結果で我あり。人間は考えているという勘違いをしているだけである」

という仮説があるということなんですが。アメーバブログの記事「ファクトが多い理由に思えた。意識と脳の30分くらいの映像より抜粋

というようなケースなのかもしれない。

私はこうやって反応したものを、回避するよりも、どんどん理解していきたい脳のタイプのようだが(いや、回避できないから理解するしかないのかもしれないが)、その際に想像力というものがとても役立っている。解離傾向の夢想とは真逆のベクトルの現実的な想像力もあるようだ。

発達障害という大きなグレーゾーンのとある地点にいる方は、自分で考えるのが困難であり、それは想像力の障害とも表現されている。柔軟な想像力ということが難しく、自分なりのルール以外の状況でパニックになりがちのため、システム化された(若しくはシステムにのっとった)仕事が当人も楽だとのこと。正義感・自分のルールなども色々な方面に発動されているケースをお見受けする。

私の居るグレーゾーンの場所は、自分のルール以外を「?」と思えばどんどん理解して、相手の思考が想像できればそれで終わりである。好き嫌いはあるけれど、「善悪ってそう簡単に行かない時があるのよね」といったぼんやりモードで全然OK。正義感はもちろんあるが、それに対する反論も意見として認められる。それが「なるほど、そう考えるのね」という状態で。

 

脳のタイプは様々で、遺伝的な影響をどこまでバランス調整できるのか証明などできないが、

1か月2か月、いや、1年?5年?で決着がつかないことが殆どだろうと思う。

それはそうだろう。先天性な認知のクセなのだから、ちょこちょことバランス調整してすぐにどうなるものでもないという認識が良いだろうと思う。

 

だからこそ、自分以外の脳のタイプになろう。という認識よりも

不安が鎮まること

進行性ならば、進行を促進するような刺激を減らすこと

ストレスを解放していく方法を生活に取り入れる

という自分の脳にあった対処法を続けていく事をここでもお薦めしたい。

 

発達障害のケースによっては、真面目で健気だが、「終わらない過去」と捉えている記憶に囚われてストレスを抱えるケースは多い。

過去のその出来事の記憶が、終わったことにならず何度もスリップして同じ場所に居続けてしまう。真面目で健気な器質の故なのか記憶が何度もスリップしては再体験してストレスを抱え続ける。完了していかない。脳内の時間が過ぎていかないことがある。

囚われるというのはこんなことだ。時間認識の特徴ともいえる。

 

そんな方にはストレスケアをすることで、少しでも楽になって欲しい。

そのストレスケアが適していたら、時間認識と空間認識の修正ということに繋がっているのだろうと思えている。

そして、完了させていく事に繋がり、脳内と身体の時間が進み始める。身体のストレス記憶もようやく過去のものになる。

 

バランス調整のあとの「もうどうでもいい」と感じるあの独特な感覚は、止まっていた時間がようやく「今」に進んだ瞬間の身体の感覚だろうと思える。

また、そのようにご本人の体内時計が「今とはこんな感覚か」と体感することはとっても大切だと思っている。

一度体験したという事は、もうその存在・感覚を知ったことになり、あなたの意識は忘れても、体は覚えている。

 

いつも、クライエントには「この感覚を覚えていてね」とお伝えするのですが、ストレスケアを続けることで覚えていられるようになるし、今度はそれに慣れてくる。慣れ親しんだ過去や未来に戻ろうとする働きが脳や身体にはあるけれど、丁寧にストレスケアを続けるとデフォルトの感覚が変わってくることがある。新しい「今」に慣れてくるわけだ。

生きやすいのはどの状態、どの感覚なのかを、一度フラットにしてから選んでも良いと思う。

 

それで、元のままが良いのなら戻れば良いだけのことだし、何もしなかったら当たり前に元に戻るだろう。

変わった方が楽なら習慣になるまで繰り返せばいい。

ただ、他の選択肢があることを体感覚を通して味わってみるってとても良いと思っている。

 

それが、時間と空間の認識も考慮にいれた心体カウンセリング™ だと思っています。

 

参考までに。脳内の時間の無限ループ。

脳内のスリップとは? 囚われるとは?

現実の時間は過ぎて、歳をとっていくけれど、脳内で同じ時間ばかり繰り返すタイムスリップが起きているわけです。

こんな映画みたいな事が脳内で起きているといると考えるとわかりやすいと思う。

この無限ループから脱出するまで同じ事を何度も繰り返すって当事者には本当に負担が大きいと思う。

 

映画「プリデスティネーション(字幕版)

 

あの時こうしていたら、ああしていたらとバリエーションを考えてはいるが、結局は過去にいる

ああだったら、こうだったらと過去を悔やみます。わかります。しかし、それも「今」にはいません。

考えているようで、何かを考えている訳ではなくて、囚われているだけです。

この映画は過去と未来にはいるけど、今にだけいないという状態がわかりやすいような気がしました。

 

根本を見つめて、過去との決別も必要なケースもあります。終わらせていくという選択をするんですね。

 

映画「バタフライ・エフェクト ]

 

映画ですが、過去や未来に居てなかなか「今」という状態に居ずらい方に、一体脳内では何が起きているのか?をイメージしやすいのではないかと思います。

グルグル回っていたり、時間が止まっているってどういう感じなのか?

傍から一度眺めてみる感じです。

 

あくまで、私の感覚でしかないのですが、ちょっと視野を広げるためにこのような視点を試してみるのは有効だろうと思っています。

 

おそらくあともう一話つづきます

次で完結すると思いますが、まだ続きがあります。

 

なるべく早く書きます。

 

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EBISUさん

コラムを読んで下さる方から、「あぁ あの記事がよかったからもう一度読みたい!と思っても、沢山記事があって探せない(困)」と聞いたよ。

 

心体カウンセラー 武田美紀

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(2018/11/30)

 

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