愛着の問題　サポートと皮膚感覚

 皮膚は露出した脳だという学説があります

愛着問題を抱えている方は他人とのスキンシップに抵抗を持ちます、または、他人とのスキンシップを過剰に求めます。皮膚感覚について愛着問題を抱えている方には特徴があると言えます。

スキンシップは心の栄養。皮膚が露出した脳だとしたら脳の栄養とも言えます。バランス感覚が大切だという事はこんなところにも活きてくるようです。

皮膚感覚は原始的な感覚

五感と言われている「目・耳・舌・鼻・手」はキネシオロジーカウンセリングで脳の機能、内臓の機能、心の機能のバランスを整える際に活用し、東洋医学でも五感は深く関係しています。キネシオロジー筋肉テストに利用される筋肉の1つ1つが特定の筋肉と関連しているように、五感とも深くつながりがあります。

脳の機能、内臓の機能、心の機能は体性感覚とも内臓感覚とも表現されており、心と密接に関わっています。

触覚

視覚、聴覚、味覚、嗅覚の4つの感覚は、特定の感覚細胞が集合することで進化しました。それに対して、感覚細胞が体表に散在した状態のまま残ったのか触覚である。（「皮膚感覚の不思議」山口創著より）
この一文にある皮膚感覚（触覚）は自分の存在を知る事、自分とその外にある外界を知り、対人関係を築き、危険も察知し生命を支える重要な役割を担っています。
また、皮膚は体重の１６％も占める体の中の最大の臓器であり、他との境界として皮膚感覚が安定していることが精神安定のためにも大切だと考えられています。鋭敏ならばよいわけでもなく、心が安定できるバランス感が望ましいといことです。

皮膚の疾患　（身体心理学面より）

一例としてアトピー性皮膚炎について書き添えておきますが、日常生活で自分の欲求や感情を抑えることで周囲、環境に適応しようとする方に多いと言われています。私も自分が育った家庭で精神の安定を得られにくい時期に学校では明るくふるまっておりましたらアトピー性皮膚炎が酷くなりました。少し遠方の高校に通うようになり、家庭から離れている時間が増え、自分のテリトリー（世界）が広がると同時に徐々に収まっていきました。食べ物の影響も大きかったと思いますが、それも含めての適応困難だったかと今ならわかります。

例）自分を押さえつけて感情を発散できていない　

ストレス　

余計にかゆくなる　

悪循環　

となります。（子供の頃の私もそうでした）

 

対人関係で怒りを感じやすいが上手く発散できないので、痒みを掻いてストレスからの逃避行動が現れます。

愛着の問題

特に触れる手技の「ヘッド＆フェイシャル経絡トリートメント～頭と顔のリフレクソロジー～」ではこの原始的な感覚「皮膚感覚」から

• 子供の頃、親から愛情を注いでもらえなかった気持ち
• 愛情に飢えている奥底の気持ち

にアプローチしていきます。愛着の問題をサポートしています。

ヘッド＆フェイシャル経絡トリートメント～頭と顔のリフレクソロジー～中に触れるにつれ、意識のあるなしに関わらずお客様の顔がホッとした表情に変化されていきます。皮膚感覚は腕などより顔の方が快感を感じやすいので施術者としても非常に

• 心のほぐれ
• 安心感

を感じていらっしゃると実感しています。

アダルトチルドレンの心体カウンセリング™　にも皮膚感覚からのアプローチは適しています。

他には、深層リンパドレナージュも肌感覚から心がほぐれていく手技に該当します。

 

胸腺の活性

皮膚感覚からもアプローチする「ヘッド＆フェイシャル経絡トリートメント～頭と顔のリフレクソロジー～」は生命エネルギー、愛の発露、人間の勢力と勇気の根源ともいえる胸腺にも働きかけています。私（武田美紀）も実際に施術をしていて、皮膚に触れて14経脈の流れを整え、同じく胸腺の刺激し活性を働きかける事により、魂の息吹の復活の実感をあじわっています。

頭と顔のリフレクソロジーとして、様々な反射区にも触れていきます。

皮膚感覚からのアプローチ時間は少ないのですが、別の手法のキネシオロジー心理・心体カウンセリング™　でも胸腺の活性ポイントにも触れています。

お薦めの本

私が度々　身体心理学療法、身体心理学と書いたり、お伝えするのはこの書籍が発端ではございません。ただ、施術中に感じる　良い意味での「なぜだろう？」を追い求めていったらこの書籍にもたどり着きました。私が感じること、実感することの多くは総合的な感覚ではありますが、触れる手技をご提供する機会が増えるにつれ、こちらの書籍の内容を我が事のように受け止めています。

フェイシャル陰陽五行経絡トリートメントの施術の際に「これは愛着の問題への回復アプローチに非常に適している」と、それこそ皮膚感覚で感じました。他にも皮膚感覚、身体感覚と心との関わりについての良書は沢山ありますから、良ければ読んでみてください。 😀

 

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