覚醒とはなんだろう?

今日は簡潔に書き終えたい。

覚醒について

私の周りには「覚醒を目指してました。(笑)」ととても正直に、そしてあっさりと話してくれる方が数名いた。

私はそれを覚醒とは表現しなかっただけで、悟りたかった過去があるので、そのお気持ちは非常にわかる。求めていたものは違うんだろうけど、「自分とは違うナニカ」や「特別な意識」「特殊能力」「一段どころか飛び抜けた場所へ到達したい」というような今の自分に無いと感じるものを求める気持ちだろう。私の場合は「楽になりたい」という言葉だった。

悟りと言うイメージに救いを求めるとき

 

私が感じた覚醒

不思議好きな方には残念なご報告になるかもしれないが、私の感じた覚醒というものは「大人になる」という感覚だった。

一つの回復着手点

 

不思議好きという感覚に「大人になりたくない」という感覚がどこかに含まれているのなら、大人になるという感覚の覚醒も、不思議な意味での覚醒も訪れないかもしれない。

おそらく、確立した自己のようなものと覚醒というものが非常に親和性が高いような気がしています。

 

自分で稼ぐようになったり、家賃を払っていたり、生活を独りで営んでいたり、子どもを産んだり、子どもを育てたり、家族を持ったり、他にもいろいろと「大人」になったという出来事はあります。社会的な意味の「大人」です。これが意味する大人と「精神的な大人」は別です。今日書いた「大人」という意味合いは、両方合わさったイメージです。「全人的な意味での大人」と書きたくなるこのニュアンスを理解して頂けると嬉しいです。

 

ですから、ある意味、自己が確立してきて、覚醒を求めなくなる(依存や興味を失う)った時には、もうその状態になっているんじゃないか? という見立てが現在の私にはある。そういうものが無くても、人生が有難いと思えるような境地とも言えるのかもしれない。

 

あくまで素人考えですけれど。

 

求めるあまり、間違える

これまでも何度も書いてきた、魔境やら、禅病やら、魂のインフレーションなどについて、

特別で崇高と感じる(それに意味を持たせたのは自分で、そもそもその情報は何処かの誰かの体験だったり、説だということも忘れてしまいがちですね)それを求めるあまりに、そういった方(求める方)用に用意されているトラップに引っかかってしまった結果なのかもしれないな。と今の私は感じていますが、それを求める気持ちが、すでにバランスを崩しているのならば、そのバランスを崩した磁場と親和性の高い「磁力、磁場」に引き寄せられるのは それはそうだろうと思う。

脳コチョコチョのヒントはアニメ「かぐや姫の物語」の解説にあった

 

人間には付きものの、こういった現象・反応もそれを経験したい方がして、したくない方はしない?

 

正解も知らないし、断定も出来ないが、全てが自分サイズなのだろうとは思うことがあります。

 

そう言えば

そう言えば、冒頭に書いた

私の周りには「覚醒を目指してました。(笑)」ととても正直に、そしてあっさりと話してくれる方が数名いた。

この方たちは、こんな風に笑った後、ガラッと変わった。

 

過去の自分を否定もしないが、もうそれを求めていないから笑ってたんだと思うんだけど、

確実に「あの後覚醒したんだ(◎_◎)」と私が勝手に感じる方もいるし、そちらに向けて只今進行中のように感じる方もいる。

 

人間って奥が深い。

大いなる仕組みも含めて。

 

覚醒については書かれていないが、読むことをお薦めしたい本

以前、テクニックで解決しようとすると厄介なことになるジャンルのことがあるようだ。という私見を書きました。

このようにしか生きられない。

 

同じ意味合いのことが書かれていた書籍をご紹介したい。私などより、余程皆さんは世界的に著名な著者を信頼をするだろうし、合理性・効率を求めること(テクニック偏重も書き添えたい)を立ち止まって考えてみることなども分かりやすく書かれている部分があります。

 

忘れちゃいけない事もあるんじゃないか?と考えるきっかけになると思う。

 

 職業としての小説家 (新潮文庫)  村上春樹氏

 

Amazonへのリンクが貼ってあるので、ご参考にして下さい。

 

(2020/10/24)

 

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