過去と現在と未来の不安、感情の暴走へのストレスケア(楽になるヒント・対応方法)

感情調節

ストレスの対象期間と感情について今日は書きます。

感情と時間に特化したコラムになる予定です(頑張るぞ!)

時間の概念は様々あれど、「並行世界だよ」と言う理論(現実としても)があると言っても人生が巻き戻ることとはイコールになりにくい。そう、並行世界だとしても巻き戻ると言ってるわけじゃないもんね。

時間は過去、現在、未来という言葉で表されることもありますが、それらは同時進行しているという考え方について、私は、これらを難しい理屈・解説を抜きに、「既に誰でもそれを体験している」ということを以前書きました。

「私達の認識と脳内の特色」と「宇宙論」と「量子力学」

「宇宙の地平」と私達の認識の相似形について私風見解

未来の記憶はないのか?

さて、今日も考えていきましょう。お題は「『過去、現在、未来』とストレスケア」

予兆ということは、時間が平行移動している証なのかもしれないが、予兆をキャッチしなければ無かったのも同じで、起きた事を巻き戻しして人生にそれが無かったことにする研究にエネルギーをかけるより、先に進んで一周回ったほうが結果こじらせ具合が軽い場合がある様な気がしている。

脳から抹消される特徴的な脳ならば話は別だが。

 

 

書いた時は非常にしっくりきたのですが、読み返すと文章が分かりづらい。一体何を言いたいのかわからない(泣)

これが私の書く文章の1つの特徴、悪癖です。表現力が稚拙なのよね。

今自分で読んでも、なんじゃこれ、解りづらいな~ と思いましたし、読んで下さった方は、意味わからん。と感じただろう・・・と反省しました。

ですから、この分かりづらい文章を、もう少し解説して、一体どのようにして「過去・現在・未来」というストレスケアに利用するのか?を書いて行きます。

 

私の持論では、ほとんどの方の脳内は多次元、並行時間があるのが普通の状態です

ということをこちらの記事にも書いています。

多次元の理解。皆が元々それを体験しているという私風理解。

伝わらない、伝えられないジレンマ。のち、それで良いという想いふたたび

 

過去

今この瞬間に、過去、生きてきたすべての瞬間(時間)についてストレスを感じているわけではありません。多くの瞬間については忘れていたりします。

意識しようが、選択的不注意・無意識の領域に沈んでいようが、心体カウンセリング™ の際にストレス反応を確認すると、脳や身体(心)は今現在あなたが知覚していないストレスも記憶していたりするのがわかります。

意識している場合は、忘れられないと思っている記憶について「あんな嫌な事があった」「あの時は大変だった」「私は大切にされなかった」というようなエピソードに感情が乗っかって脳内で幅を効かせています。何年も脳内をグルグルと回り続けている場合がある。意識していない場合は、「まさか自分がこんなことを忘れていたなんて驚きます」というほどのそのエピソードとその時のストレスを心体カウンセリング™ 中に思い出す方もいらっしゃいますし、身体はストレス反応を示していても、「気にしているつもりはなかった」とか、それに関するエピソードがサッパリ思い出せないことだってあります。

どちらにしても、心体カウンセリング™ やセラピー、ケアを利用して「過去」を完了させることができるケースが多いのですが、「過去を完了させる」ということは、主に今日より以前に感じた感情・情動のはずなのに、脳や身体(心)は「今まさにそれを感じている」かのような状態・反応をケアするという意味なんですね。

 

感情というのは、パワーがあります。ポジティブにもネガティブにも大きく影響します。例え表面上は押さえていたとしてもそのパワーの影響がなかなか強い時が多い。ですから、抑え込めば抑え込むほど、例えば内臓や脳に影響が出たりもします。

よく感情コントロールということを習得しようとあの手この手で試されていますし、色んなメソッドがありますが、自分の中で、次から次へと生まれて動いている感情をコントロールするという考え方も勿論わかりますが、そのように感情が動くようになった元々の理由・原因についてもケアしていこうとすると「過去」を心体カウンセリング™ ・セラピー・ケアで扱います。

私自身は前世療法ということに絞ってセッションすることは稀ですが、ご希望がある場合は行います。しかし、ご本人のストレスケアに「前世と呼ばれる次元へ到達すること」が必要ならば、セッション中に相談者ご本人が、これも意識しようがしまいが「前世」に到達することがあり、私のセッションの場合はこちらが圧倒的に多いです。並行世界、並行時間、多次元という領域へ心体カウンセリング™ ・セラピー・ケアが届くのだなぁと感じています。

こういった体験もあって、相談者ご本人に適したペース(進捗)と深み、幅というものはご本人の脳、身体、心が一番良く理解しているんだな~と感じますし、前世前世と焦る必要も、執着する必要も全くないと私自身は考えています。

参考コラム

憑依・エンパスと心体カウンセリングについて

「私達の認識と脳内の特色」と「宇宙論」と「量子力学」

 

 

現在

  • 今の私はなぜこんなに「苦しい」と感じるのだろうか?
  • この苦しさはどうしたら解決するのだろうか?
  • 感情の暴走(他人と比較して自分が苦しい、他人が妬ましい、自分がふがいなく感じて悲しい、他者・家族・学校・会社・社会にがっかりが止まらないetc)が起こる発火点を理解していますか?

感情が暴走していることにも中々気がつけないケースも本当に多いです。

 

今のような苦しさを何故感じるのだろうか?ということを考えていくことは少々シンドイのは確かです。シンドイから見なくてもいいように見えなくする。考えなくても良いように思考を止める。

そうやって自分を保護しています。

ですから、他者が無理やり「良かれ」と思ってその保護膜をはがしてしまう事は危険ですが、自分の保護膜を他人がはがしたわけでもないのに「はがされた!」と怒る方もいます。それは、自分が感情のコントロールをしている(できている)つもりだったのに、それが上手くいかなかった怒りの投影の場合もあります。

 

感情というものは、むやみにコントロールできるものでも無いようです。コントロールが得意な方も確かにいらっしゃいますが、そもそも暴走しない脳のタイプの方なんじゃないかとお見受けします。ブルンブルンと感情が揺れる方とはそもそも基礎構造が異なっていて、鍛錬だけの結果では無いようです。そんな方だって一生のうちに何度かは自分にあると思っていなかった大きな感情の揺れを体験されることだってある。

そもそも感情のパワーの暴走ということを上っ面だけコントロールしているつもりになるよりも、ご自分の感情のケアを身につけた方が(言い方が悪いかもしれませんが)合理的なような気がしています。

 

どうぞセルフケアも身につけてください。「現在感じるストレスケア」「現在反応が起きている感情のケア」は本当にオススメです。

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未来

  • 将来が不安。
  • 未来に期待できない。
  • どうせ上手くいかない。
  • 先が暗い。

と感じることが未来への不安でしょうか?

 

これらは、過去の記憶・感情、現在の体感・感情の延長戦上にその未来があるかのように脳内に絶えず浮かんでは消え、紐づいては思い出し、想像してはもうそれが現実化したかのように嘆いています。

 

その未来を避けたいと思っているはずなのに、皮肉な事に、避けたい想像がその通りに「未来」として現実化すると(ほら やっぱり)と安心しています。

どうせ私の人生などこんなものだ。などと(望んでいないはずだったのに、悲しいかな)イメージの現実化にいそしんでしまいます。こんな皮肉を現実化させるために自分の人生を過ごしていることに気がつく事ってとても大切です。

 

人生の舵取り。という言葉がありますが、人生の舵を取りたい方向もわからないままに感情だけをコントロールする(舵を取る)という事は、冷静に考えるとちょっと矛盾しているような気もします。

 

先程も書いたように

感情というのは、パワーがあります。ポジティブにもネガティブにも大きく影響します。例え表面上は押さえていたとしてもそのパワーの影響がなかなか強い時が多い。ですから、抑え込めば抑え込むほど、例えば内臓や脳に影響が出たりもします。

ただ、内臓や脳に影響を与えず、自分が伸びる(成長する)パワーへ変換できる方もいらっしゃる。伸びる方向へ変換というのは、人生の舵取りという意識がある方が使える手法のようです。今を大切にしながら、自分の人生をある意味俯瞰した視点を持っている方は感情エネルギーも割合上手く逃がしたり、ある時は利用したりしながら自分のために使っているような気がしています。

ある意味の主体性がある方とも言えます。

 

対して、感情エネルギーに支配されたり、振り回され過ぎるケースのなにより残念なことは、「今(できる事)」に集中できない事です。

感情調節機能は働かず、今出来ることを考えることにも集中できない。俯瞰などもってのほか。

本当に勿体ない。

 

よしんば、感情コントロールのメソッドを習ったとしても、それの活かし方というもう少し俯瞰した視点がないと、宝の持ち腐れになってしまう。

勿体ないです。

 

「感情のコントロール」というスキルだけを切り刻んで持っているよりも、人生の舵取りという大きな作業に組み込んでいる状態の方がおそらく快適なのではないかと考えています。

 

参考コラム

自分に正直、自分に誠実とはなにかを考えることの大切さ

一考 ゾーンについて

ONの中のON ONの中のOFF

これらを踏まえて「過去、現在、未来」について

ですから、今回のコラムの最初に戻りますが、理論ではなくて、実際にあなたの悩みにも「量子学」「物理学」の考え方が実行されていることになるんですよね。

「時間は同時進行している」「5次元、6次元、それ以外の次元はある」と聞いて、

  • なんじゃそれ? と思おうが
  • 不思議、スプリチュアル的だと感じようが
  • 当たり前じゃん、常識だよ。と感じようが、

それが実際にあなたの脳内で今まさに起こっていて、あなたはそれで苦しみや怒りや悲しみや妬み、憎しみを感じる。そしてその感情が時として暴走して自分が一番困っているわけです。

 

ならば、「時間は同時進行している」「5次元、6次元、それ以外の次元はある」という事について

  • なんじゃそれ? と思おうが
  • 不思議、スプリチュアル的だと感じようが
  • 当たり前じゃん、常識だよ。と感じようが、

ご自分のストレスケアに利用しない手はないという事なんですよ。私がお伝えしたいことは。

具体的にそれはどういうことなの?

大切なのは、理論を理解することではなくて、イマイチよくわかっていなくても実際にそれを用いてストレスケアすることだと思っています。理論って、訳も分からず行っていてもそのうちに(あぁそうか!)と体感が伴って理解がグンと深まる時が来ます。理論だけで訳知り顔になっても、実際に対処法を提案しない(行わない)のは、それがストレスケアならば片手落ちだと考えます。ですからここからが今日の本題です。

1 整理整頓

最初に整理整頓することが大切です。思考を整理整頓するんです。

そのための準備として悩みを書き出す。ということをいつもご提案しています。書くだけでは感情ストレスはあまり解決しないけれど、この「書き出し」の次の段階に感情ストレスのケアにつなげるためにも思考の整理整頓ということをお薦めします。

 

書き出さず、頭の中で分かっているつもりになっている方で、順調にストレスケアが進んでいる方を余り拝見したことがありませんので、とても大切ですよ。

 

一つの回復着手点

2 過去、現在、未来へ分類

書きだしたストレス・悩みが、過去、現在、未来のどこに分類されるのか振り分けます。

これはどこに属するのかな?と迷うケースも出てくることがあります。

 

迷うということは、ある意味それは明確ではなくて、今現在のあなたの脳の中で展開されている記憶や想像(イメージ)なのではないでしょうか?

心理療法ではない、目的がなく、際限のない(サイコ)ドラマを脳内で繰り広げているとも言えます。

脳内で、過去も現在も未来もゴチャゴチャと絡まって、悩みの糸がもつれて絡まっている状態です。

 

書き出して、整理することで、俯瞰するという行動になりますし、俯瞰するという行動変容は具体的にあなたの視点を広げてくれます。

3 過去、現在、未来へ分類したリストを丁寧にケアする時の注意点

心理療法で使われる心理劇(サイコドラマ・Psychodrama)とは、「集団精神療法」で、 心理劇は 「監督」「演者(演技者)」「観客」「舞台」そして、「助監督」という5つの要素で構成されますが、

際限のない(サイコ)ドラマを脳内で繰り広げている状態は、「演者(演技者)」しかいないことと似ていませんか?

ストレスケアのためには他の4つの視点や関わりも大切になってきます。

 

新しい視点を得た時点でもう解決するようなこともあるものですよ。

一つの回復着手点

 

どうぞ焦らず、じっくりとご自分に向き合ってみてください。

ついつい自分を忘れちゃう。ついつい飲み込まれちゃう。それはメタ認知と関係が?

4 リスト、アウトプットの利用方法

書き出して、そのリストを眺めてみた時に「あれ?すごく気になっていると思っていたら書いたら大したことない感じがする」ということもあります。

これらは一旦流します。

アウトプットした時に、胸がザワザワしたり、苦しくなったり、怒りが再燃してくることがありますよ。思い出して涙が出てくる時もある。

そういった、自分で身体の変化、心の変化を感じるものを先ずは丁寧にケア(バランス調整)をしていきましょう。それらザワザワや感情の反応をケアせず、原因の特定を優先させるよりも、今体に現れている反応もちゃんとケアすることを私はお薦めしています。

過去も未来も、そして今現在のストレスも、脳の中では現在進行形で同時進行(同時反応)して身体にその影響が現れているわけですから、過去の原因追及だけが大切なわけではないと思う。

 

過去も未来も、そして今現在のストレスもケアの入り口は今現在のあなたの反応(反応が現れている身体や心)です。「今の反応」を大切にケアするということもどうぞストレスケアに取り入れてください。

 

補足しますと、この

ストレスもケアの入り口は今現在のあなたの反応(反応が現れている身体や心)です。

という考え方をすると、前世だけをとりわけ特別視してストレスケア(バランス調整)を行わなくても、今のストレスケア(バランス調整)こそが、その方に必要なら前世からのストレスにもケアの影響が現れるということも言えると思いますし、実際にそう理解できるようなことが個人セッションで度々起きているようです。

5 今を大切に

生育環境や愛着形成など私たちのストレスには確かに多くの「過去」が影響しています。

それらが全て簡単にパパっとバランス調整できるわけでもありませんが、今からその生育過程で受けてきた様々な影響をケアしていくことだって選べます。

恨み節を言い続けても、〇〇のせいだと言い続けても、未来は佳き方向へはあまり変わらない。

 

ケアをしながら、時には自分に直面しながら、少しずつ癒していくことも選べるわけです。この「選ぶ」という事も自分で舵取りできる範疇のことです。

逃げたいこともありますし、見たくないこともあります。

 

でも、それでも、今、自分のためにできることをやってみるという選択肢もあるという事だけは覚えておいて欲しいです。

「今」も「自分」もどうぞ大切にしてください。

 

感情の暴走エネルギーで私達は非常に疲弊する時があります。疲弊して、ならなくてもいいネガティブに傾く時があります。

ケアすることで、必要のない疲弊、ロスを防ぐことができることも是非頭の片隅に置いておいてください。

心体カウンセリング、セラピー、ケアを利用する利点

視点の広がり

私は常々、心体カウンセリング™ を実際に受けて頂くことと、ご自分でケアすることの2本柱をお薦めしています。

がしかし、心体カウンセリング™ を受けるということをなんだかんだと避けるという傾向があることも確か。セルフケアのスキルを持っていると、ヒントは欲しいがセッション料を払ってまでは心体カウンセリング™ を受けたくはない。と思う事もあるでしょう。

「独りでできるもん」ということです。

私の場合は、それはそれでセルフケアに励んで頂ければ良いと思っている。自分でコツコツとセルフケアを続けることは素晴らしいということを私も知っています。

 

心体カウンセリング™ を受けて頂くことの良さは、私から「視点」というものを幾つが提示できることにあります。先述の心理療法で使われる心理劇の 「監督」「演者(演技者)」「観客」「舞台」そして、「助監督」という5つの要素(視点)を心体カウンセリング™ ・セラピー・ケアに取り入れて対話することで過去と現在に無かった変化を「未来」に起こす可能性が広がったりもします。

 

「自分以外の視点」ということについては、オードリー・タン氏が登場されたこちらのコンテンツの中でも大切に扱われています。

 

アウトプット、対話

対話ということは、相談者ご自身も考えて言葉を発するということも伴っているので、ストレスケアの際に使う「脳の部位」も変わってきます。それによって、セルフケアとは何十倍もケアの内容が異なってくることは確かです。対話によりご自身が思考のアウトプットすることは非常に有効ですもの。

こういった事に、「利」を感じてくださる方は心体カウンセリング™・セラピー・ケアを受けて頂くことをお薦めしますし、それは必要ないとお考えの方はセルフケアをして頂けたら良いと思っています。

心体カウンセリング™ ・セラピー・ケアを利用する

心体カウンセリング™ はオンライン(リモート)でも行っています。

画面を共有しない「通話」のカウンセリングをご希望の方にも対応しています。

 

セルフケアのスキルを身につける

セルフケアをご希望の方が、その際、私のコラムやブログがお役に立つようなことがあれば幸いです。

 

セルフケアのスキルを身につける講座もオンライン(リモート)で行っています。

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(2020/09/25)

 

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