シャドウの統合について
Contents
改めてシャドウ統合についてまとめます
今までのコラム、ワークのページの流れから
お伝えする順番があるので、
以前書いたコラム「自分の心を見る・自分と向きあう
次にシャドウ統合ワークの概要をお読みください。
そして、前回の投稿です。
そういえば悲しい体験記を書いていない。しかしシャドウ統合は率先して行った
こういった流れがありました。
今日はこの続きを書いていきます
私の体験記も交えて
当初は、「誰のせいでもない。」とあなたの捉え方(認知)を一度確認しましょう。と文章に書いてましたが、前回の記事には、「環境や他人のせい。ということは確かに世の中にはあると思っています。」と書き方が変わりました。
ここに少し言葉を添えていきます。
幼少期の体験を「誰のせいでもない」と書くにはあまりにもむごいケースがある。
小さなころから必要にかられて1人で買い出しをして家族のご飯を作っている方もいます。私の場合はそれをしない代わりに食べるものがなくひもじい思いをしたことがあります。
今思えば私は小学生の後半だったので1人でご飯を作ろうと思えば作れる年齢だったと思いますが、それをしないので朝ごはんは無し。晩御飯も怪しい毎日でした。
そして、栄養失調で倒れたこともあり、学校の保健室に度々行きました。
母親も父親も子どもたちのその姿を覚えていません。頑丈な私を知っている方からは想像できないと思います。
立派な育児放棄現場におりました。
こういった体験から学んだことを「誰のせいでもない。」とは言えないですね。
また、一時フレネミー・サイコパスという存在について注目されましたが(今でもそうですか?)、私個人は世の中には善意のようなことでは話が通じない人種もいると思っています。
大人の社会でも、子供の社会でも壮絶ないじめの話を見聞きすることがありますが、それについて「誰のせいでもない」と書くにはあまりにもむごい。
だからこそ、
当初は、「誰のせいでもない。」とあなたの捉え方(認知)を一度確認しましょう。と文章に書いてましたが、「環境や他人のせい。ということは確かに世の中にはあると思っています。」と書き方が変わりました。
これが私の思う実践型心理学のようなものです。
だからこそシャドウの統合の優先順位は高い
鍵を握っているのは【影】だ。の理由
以前の記事にも書いた
親のせい、恋人のせい、家族のせい、知人・友人のせい、お金のせいetcと相手を責め続けてしまうこともあります。その悪循環から抜け出すほとんどのヒントはあなたの「受け止め方」と「選び方」にあります。
ということと、環境のせい、他人のせいという事もあるという事について関係を書いていきます。
確かにあなたは悲しい、つらい、苦しい、ある時は残酷な出来事を体験してしまったんですね。それを行き場がわからないまま抱えてきた。それしかやり方が分からないから完了させることが出来なくてそれもつらい。
前出の私の体験で言えば、今は大人で料理をします。
名古屋に居た時は時々自宅で友人にご飯をふるまいました。ごく普通のご飯ですが。
そして、沖縄でお世話になっている方にお礼も兼ねて手料理を食べて頂いたことがあったのですが、「料理上手ね!お母さんから習ったの?」と質問されたので「いいえ、ウチの母は料理をしない主婦ですから自分で大人になってから作るようになりました」と正直に答えました。
妙な空気が流れましたけれど(笑)
全然マズイ質問ではなくて、これが事実ですし、今はひもじくないので全く平気なんですよね。かえって、料理は母から伝授してもらわなくても出来るようになるし、それが美味しいと言われたので嬉しいだけでした。
ちなみにウチの母は料理をしない主婦でしたが、数年前?いつの頃からか料理をするようになりました。ついでに片付けもなってないですが、私は自分の好きなようにスッキリと暮らしています。
大人になったら好きなように生きたら良いんです。
そう。大人になったら自分の生きる道をクリエイトできるんです
ある程度の年齢になったら、今までのストレスフルな環境から受けたイライラもモヤモヤも解消の為に費用がかかっても自分でそれを支払って利用してください。
今からがある意味本番です。
今までのシンドイ時期から脱出していく本番。
ですから、ある程度の年齢になった後は、
本当は誰のせいでもなく、あなたのせいでもなく、習慣になってしまってなかなか自分では気が付けない貴方自身の「受け止め方」「選び方」だけの問題だったということです。
この考え方で回復していく事が出来ます。
それは、過去ではなくて今を生きていく事にしたときにスタートします。
揺り返しも、引き戻しもありますが、それでも続けていれば変化していきます。
心理学者ラザルスの「鍵を握っているのは【影】だ」という言葉の理解の仕方だと思っています。
そのためには子供時代から大人時代への変化を覚悟すること。
過度の甘えたい欲求がある程度満たされると、大人の時代も始まりやすい。
被害者で居続けたい方もいます。ある意味では子供時代を手放したくない方とも言えます。
それに気がつくことが大切ではあるでしょうね。
もう一度。気づきだけでOK?
私の行っている「シャドウ統合ワーク」の解説をして頂いているような書籍があり下記でご紹介しますが、この書籍には「行動は要らない。気づくだけでOK」とありました。
あくまで私の体験ですが、私が今のような身体心理学的スキルを知る前、その時はその時で自分の心の闇も見ていたし、これが私の中にあるなんて信じたくないけれど有るものは有る。と気づいていたことがありました。
今とは感覚が違うので気付きだけでどの程度解放。または完了できたのか比較しずらいのですが
それでもやぱり。身体からのアプローチが加わってからの方が断然解放。または完了が早いと感じています。
私のその当時の気づきが、解放。または完了までに達していなかったという見方もできますが、やはり前回の記事に書いたように
訓練を積んだ場合は、気付きだけでOK! が増えると感じています。気づきの内容にもよるでしょうし。
そして、気づきの早さも深さも、各々の人生時間によるということこ。
私がこの書籍の著者と違うところは、
「気づくだけでOKの時もある」「しかし多くの場合行動が新しい習慣を定着させていく」と考えているところです。
それらのサポートをしているのが私です。
書籍のご紹介
画僧やタイトルにはAmazonのリンクが貼ってありますので、そのまま購入できます。
「キネシオロジーの理解を深めよう講座」でもお伝えしている私の話言葉がそのまま掲載されているような気持になる個所が度々あり、「私が書いてないよね?」と当たり前のことを驚きました。(笑)
しかし、違う点もあるのでそこだけは気に留めていて頂けると幸いです。
心体カウンセリング™ とは何か?というイメージをつかんで頂けるのには適しています。
ある意味では陰陽の統合
シャドウの統合という考え方は心理学的ですが、それを東洋医学的に言うならば陰陽の統合とも言えます。
そんなこともご紹介の書籍に書いてありますので宜しければ読んでみてください。
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