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意識と無意識と私たちの日常
今回のコラムは「意識と無意識」について書いていきます。
この2つは一昔前より常識的に使われる言葉になりました。それほど「人の心」とはなんだろうか? ということが興味の対象になってきたという事でしょう。
私もキネシオロジー体感基本講座などで「意識と無意識/顕在意識と潜在意識」についてお伝えしています。これらは心ばかりではなく、かえって生きていくうえでの体との関わりが深いとも言えますが、今日は心の話を書きます。
無意識ってあるの?
無意識という言葉は遥か昔に心理学理論として定義されましたが、その後、あれはまやかしだ。あの学説には根拠が無い。と否定され、その後(2004年の日経サイエンス8月号でも解説されているように)
「おや?あながち的外れでもないし、かえって正しかったのかもね」と見直される流れもあるようです。
認めたり、否定したりと長い時間の中で何度も検討されているのですね。
これこそ、フロイトが生きている間に「時代が変われば理解される」と予告していた通りなのかもしれません。
私の個人的な意見では、そして、キネシオロジー体感基本講座では「無意識とは?」ということをお伝えしていますが、今からの文章ではわかりやすく「思考と本能」という言葉も使いながら書き進めていきます。
非常に大雑把な置き換えではありますが、無意識を本能という言葉にも変換していきましょう。
ですから、無意識はあるのか?という質問に、ある。と応えます。
それは私たちに本能があるから。という前提です。
難しい専門用語はこの際無しで
無意識や欲求について、2017年のブログに一例を書きました。
リンクは貼っていますが、概略を改めて書いてみます。
—— ここから ——
友人Aは4年ほど前から 私に会うと とある不満、悩みを かなりの確率で私に話していました。知人日Bと3名で会った際にも同じ話をしていたので 私は1年前、または2年前と同じことを伝えました。
「4年前から同じ話をしているよね。」と。
それを聞いていた別の方Bが「厳しいね」と私の話す内容を聞いた感想を漏らしました。
友人Aは数回私から同じセリフ(それが厳しいと思われていても)で返答がきても それでも私にその話をします。
3~4回はただただ話を聞き、いわゆる相談にのる。ということしましたが、それ以降は「その話はしないで欲しい」と伝えました。いきなりプツンとやめるのもビックリするから伝えたんですよね。
ですが、それでも止まらず、その話をするんですね。
私の希望は通らないようなので、行動に移して聞かないことにしました。
ですから、私が友人Aの「甘えさせて欲しいという願望を満たさない」ことはすでに友人Aは以前経験しています。それは数回。私なりの意志表明をしています。
ですがそれを私に話さずにはいられない。止められない。ということが無意識なんだと思います。
それは私が数回伝えていても 今はまだ気がつくことでは無いのでしょう。
友人が心体カウンセリング™ を希望しないので私は特に何もしません。
他のカウンセリングを薦めても受ける気配はありません。
私はAを無理やり変えたいとも思っていません。変えられるとも思っていない。
・・・だって友達として伝えた、「その話をやめて欲しい。」とうい事すら叶っていないのだから。
人を自分の好きなように変える。などという芸当は私にはできない。
私は「友人Aのその話」については割とハッキリその話はやめて欲しい意志表明を伝えていますが、それ以外当たり前に会話します。
「意識と無意識」の話は余りに広い話なのですが壮大な話ばかりではありません。返って私たちの人生、環境、思考に1年365日関係する 人間にはもともと備わっている働きです。
働きはあるけれど、「気づく」ってそれにも段階もあるのですよね。
これは私も生きている間 ずっと経験し続けることです。
今までの経緯を知らない知人Bに厳しいと言われたときに、私はそれについては何も言いませんでした。説明も釈明もしなかった。
「そりゃ そうだろうな」と思ったし良い人と思われなくても まぁいいか。と何かを諦めていたのかもしれませんね。
何かというのは、「どうしてそのような発言をするのか?」という私の気持ちを知ってもらうということ。
—— ここまで(これが始まりで、このあと連続記事になりました)——
最後の私のB氏への反応も意識半分 無意識半分といったようなことではないかと思っています。
- 物事の在り様をきちんと見る
- 不安や怒りに影響された意味づけを減らす
- 視点を変える、視点を増やす
- 行動を変える
無意識は一生無意識か?
- 自分でもなぜかわからないけど苦しい時は、その原因が分からないから余計に苦しく感じる時があります。
- 原因が分かっていても、どうしたら良いのかわからない時があります。
- 原因が分かって、何をしたらいいのかも分かっているけれど、それを実行できない時があります。
- 良かれと思って行動に移したが思うような結果が出ない時もあります。
- 思うような結果が出ないので他の方法を試したら上手くいくことがあります。
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