人間関係の悩みはこうして生まれる

私たち人間の心の中には沢山の性格が共存しています。性質と表現してもいいでしょう。

自分が自分の性質を好ましく思っていても、嫌っていても誰しもいろいろな側面を持ち合わせています。

arrow060_01 私はあんなことをしない!(良くても、悪くても。羨ましくても、軽蔑していても)

arrow060_01 私にはあんな性質はない!(尊敬していても、見下していても)

arrow060_01 私はあんな人間じゃない!(道徳的でも、不道徳でも。常識と思っていても、非常識と思っても)

誰の中にもどのような側面もあるけれど、それを「認めない」「認めたくない」と頑張れば頑張るほど、あなたの認めたくない性質を刺激する人に対してストレス反応を起こします。ご自分に向き合うのを避ければ避けるほど人間関係の悩みは深く、続いていくようです。

「認めたくない」「認めない」と向き合うことを先延ばしにするのは、人生のどこかで終わりにしてはどうでしょうか?

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自分という人間をまるごと見つめる覚悟と意思

自分という人間に向き合うことについて腹をくくる。と聞くと怖いですか?腰が引けますか? 一生見て見ぬ振りもできます。しかし、人間関係の悩みを解決したいのでしたら「自分とは何者か?」を知ることを避けては通れないようです。

言い換えれば、あなたが悩みを解決したい本気度はどの位ですか?

0%? 30%? 50%? 70%? 覚悟ができたあなたは100%でしょうか?

特にあなたが許せなくて、気に障る(人の)性質は、あなた自身が封印したい性質なので向き合うには少し勇気が必要になるのかもしれません。その少しの勇気があなたの人生を想像以上に変えていくのです。

私はあんな人間じゃない!と、そうなるまいとすることに膨大なエネルギーを費やしています。その膨大なエネルギーをあなたが望む人生を創造していく方向へ使っていきましょう。私自身も「できているつもり」「わかっているつもり」になっていましたが、じっくり自分に向き合っていくにつれ「認めたくない自分を封印するのに多くのエネルギーを消耗している」と体感するようになりました。自分と格闘するよりも、受け入れて自分を理解して自分と仲良くなることの大切さをつくづくと実感しました。

いつまでも悩み続けるよりも、カウンセリング沖縄/心体カウンセラー™武田美紀のセッションを通じて「なぜ人間関係で悩んでしまうのか?」という等身大の自分を発見してみるのはどうでしょうか?

あなたの人間関係の悩みと苦しみにこそ、悩みを解決するヒントがあるのです。

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あなたは別人格に「しつけられ」それを「選んでいる」

いい人間になるようにしつられました。その「いい人間」という定義は誰が決めたのでしょうか?あなた自身が考えついたことでしょうか? 冷静に考えると、その多くは親や育った環境から学んでいます。

いい人間になろうとすればするほど心は落ち込み、体は疲れ、窮屈で、重荷で、孤独感が増しているとしたら一度見直す価値がありそうです。

親の「理想的な子供」でいるために、あなたの心身がすり減っていく。うつ病になる。我慢し続けて心が折れていく。親の理想的な子供は本来のあなたと別の人格ではないだろうか?と考えたことはありますか? あなたは親やそのまた親のコンプレックスを解消するために生まれてきたわけではないのでは?

「いい人でいると疲れる」と世間でも言われるようになりましたが、実際に自分が何をどう捉えているのか自覚しずらいものです。人間関係の悩みを生みがちな、「社会の中で良い人でいようとする」のと親に対して「良い子でいようとする」こととは考え方が似ています。

根底には、自分を後回しにして、いつでも自分以外を優先し過ぎることや、自己肯定感を持つことへの抵抗、自己価値観の未完成があります。

 

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成熟への道をすすむ

カウンセリング沖縄/心体カウンセラー™武田美紀では、人間関係の悩みの原因となっている親子関係や家庭環境について心体カウンセリングを行います。あなたの人間関係の悩みにこれまであなたが良かれと思っていた「捉え方」がどれほど影響をしているのかをあなたと一緒に紐解いて行きます。

写真はイメージ写真です。 当サロンの写真ではありません。

当サロンの写真ではありません。

 

人間関係の悩みを一人で抱え込まず、カウンセリング沖縄/心体カウンセラー™武田美紀へご相談ください。

悩みのヒントにこの1冊

人間関係の悩みについての良書は多くありますが、心が疲れているとあまりに重い書籍は読みづらいものです。ご紹介した書籍は1話1話が短いですし、語り口調も受け入れやすいです。専門書も良いですが、こちらもご興味がございましたら手に取ってみてください。


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