強くなるってどんなことだろう?
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で世の中には今まで体験したことのないストレス環境に置かれている方が多いです。
激務になった方もいらっしゃるし、閑職になった方もいらっしゃる。
あまり変化が無い方がいらしても不思議じゃない。
環境とは人それぞれですからね。
何かしらの影響があるのは共通しているとは思うのですが、こういった環境下で非常に心体にダメージを感じる方と、あまり影響を受けない方がいる。違いはなんでしょうね? どこが違うのでしょうか?
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情報を自分の側で調整している
自分が処理できる量の情報を理解している。
不安だから情報を取りたい方、安心したいから情報が好きな方もいるし、
過剰な情報が重く感じるタイプもいる。
膨大な情報量と、その質については自分で判断するという理性が働く方が楽だと思う。あと、情報に接する時間の長さも自分の状態の変化などをそこはコントロールするというスキルがあると楽でしょうね。
目に入ったり、聞こえたりする情報と自分とのバランスを理解している
今まさにそれを学んでいる方も多いと思いますが、
育ってきた環境で受信量のつまみ調整スキルを身につけてきた方もいると思う。
私はこのタイプだ。
こうなるには、それこそ「嫌われる勇気」みたいなものが必要だったりする。しかし、そうなると揺れ動きぶりが小さくなって自分は楽だったりする。
人間性としてどうなのかはわかりませんが、私自身が感じていたストレスは減りました。
厳しい環境に慣れている
今より厳しい環境に慣れていると、それを超えるまではその環境で培った強さは揺らがない。
何度も迷って、凹んで、傷ついて、反省して、考えて、少しずつ強くなる。
鬼滅の刃じゃないけれど、鉄が打たれて強くなるように人も強くなる場合があると思います。が、ただそれはヒトによってチカラになる厳しさは様々。
Too muchだと多くの場合厄介なことになる。
鍛えれば強くなるというのは、一様な負荷ではなく、
プチ地獄を見ても、環境との折り合いの付け方を学んで、それを「鍛えられたな~」と自覚して朗らかにしている方もいるし、大切な心の奥(脳の機能)に後々までダメージを受けてしまう事もある。
後天的なものかもしれないし、元々そのような強さを内包していたような気もする。そんな強さがある方も、頼りきれる何かがあればそこまで強くならなかったかもしれない。寄る辺なかったその時はどれほど辛かっただろうか?と思うともらい泣きしそうになるが、
芸が身を助けるかのように結局ご本人を助けることになるのかな?と思うと「報われて良かったね」と他人事だとしても嬉しい。
恵まれていなかった環境に感じたであろう過去が、誰からも貰えない宝物になった。お金では買えない宝物になった。
ご本人が望まなくても、「鍛えられちゃった」が、報われたと思える一瞬がくると救われるときがある。
元から強い人なのか?
元から強い人もいるとは思う。
私の体験だけの話ですが、私が「強いな~」と思ったことのある方は
男女を問わず、ぼやかず黙々と環境を生き抜いていたようにお見受けした。甘えられる人が居る人も居ない人も居たんだろうけれど、厳しい環境がその人を強くしたようにお見受けした。
場数が今のその方を構成していた。いろいろあったけど、生き抜いてこられたんだろうな。と。そういう方は依存心が少ない。多分、依存できる人が居なくて、依存するクセが育たなかったのではないだろうか?
こういった方に共通しているのは、被害者意識がない。
心に被害者意識が沸き起こることも皆無ではないのかもしれないが、自分の体験を引き受けていた。
それは全てを「飲む」ということではなくて、じゃあどうするのか?と考える智慧をお持ちだったのではないかと推察している。
ということを考えると、元から強い人以外は、心と身体、智慧をつかって強くなったんだと思えますね。
健康的な強さが身につく良さ
ある程度の強さは、自分が生き易く感じられる大きなパートナーだと思う。
毎秒、毎分、毎時間、毎日グラグラと揺れているのは、自分が一番シンドイ。そして、周りにいる方もその影響を受けるので周りもシンドクなる。
自分が自分で居るためにもある程度の心体の強さはあるといい。
自分の人生を生きている感じを味わうにも、ある程度の強さはあるといい。
そんな風に思う。
それは人生の生きやすさにつながるともう一度書きたい。
幸せの条件
「幸福の条件」という昔の映画があったが、その話ではありません。
幸せの条件と書くよりも、生きやすさの条件という意味合いです。
多分、それは、少ない事だと思う。
条件が少ないことが幸せを感じやすいし、生きやすさを感じやすい。
ある程度の強さがあると、これらの条件を減らせる。
そして、それに気づける。
そして、実行できるようになって、現実化する。
現実化するのは、「幸せを感じる」ことや「生きやすさ」を感じること。感じやすくなること。
強くなるって、生きやすさを生むことがある。
辛い時も、後になって笑い話になったり、自分の自信につながることがある。今それを笑って話せるのなら最強。すっかり忘れていて、思い出した時に忘れていた自分が笑えても最強。(笑)
強くなるってどういうことだろう?
自分の人生を生きようと思う事。
自分の人生を生きようと決める事。
自分の人生を生きようして修正が必要なら変化すること。
自分の人生って考えようによっては沢山の選択肢があります。
じっくり考えてみると良いと思います。
数年かかって考えていくようなことでもあるし、生きている間ずっと念頭に置いておくことであるかもしれない。
好きなモノ・事や嫌いなモノ・事がわかっている方が人生も考えやすい。それがどんどん明確になってきて、自分の好みがシンプルだと気がつけるようになると不思議と強くなっていくようです。
年齢は関係ない。
老いも若きも、男も女も関係ないと私は思っている。
生き易さを体験してみたいと思う方は、思い立ったが吉日。
今日から少し変わりませんか?
変わった方が良さそうだと思う方は是非。
そのためにはこちらをお薦めしています
人に頼らなくなるためにではなくて、自分で自分の感情や心体のメンテナンスのお世話がある程度できるようになるために。
人に頼ることも大切です。しかし、家族や他人をあなたの感情のゴミ箱にはしないほうがいい。ある程度の強さを身につけていくと、末永くお互いさまでお付き合いしていけます。
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(2020/04/18)